汗臭いから卒業!不快な臭いの原因と自分で簡単に予防できる方法5つ

こんにちは!ココカラ先生です!
夏場で気温が高くなると日常生活の中で汗をかく場面が多くなりますよね?

ココカラ先生

なぜくま

はい!汗をたくさんかいた後に電車に乗った時、自分の臭いが強くて周りの人を不快にさせていないか心配になります。
そうだよね!汗の臭いはデートや仕事の場面でも相手を不快にさせてしまうよね。
大人のエチケットとして、臭いの予防方法を知って実践しておく事が大切だね。

ココカラ先生

なぜくま

はいっ!相手を不快にさせないためにも自分で簡単にできる臭いの予防方法を教えてください!
わかりました!それでは今日も行きますよ!

ココカラ先生

汗は本来は臭うものではなく実は元々は無臭である

汗をかくと臭いがするという印象がありますが、これは大きな誤解!汗は本来、無臭です
まず、汗が出る汗腺について解説しますよ。
汗腺とは汗が分泌される所でエクリン腺とアポクリン腺の2つがあります。

エクリン腺とは

全身のほとんどに分布している汗腺です。熱くなった体温を下げるために汗を出す汗腺で、腎機能を補助したり、皮膚の潤いを保つ役割があります。
分泌される汗は無味無臭です。

アポクリン腺とは

カラダの限られた部分にあり、特にワキの下や外陰部、乳輪に多く分布しています。
アポクリン腺から出る汗は白く濁っていて、脂質やタンパク質などニオイのもととなる成分を多く含んでいます。
思春期から40代半ばまでがいちばんの活性時期ですから、その頃がもっとも臭いも発生しやすい時期となります。
様々な臭いの原因が多く含まれているのでワキガの臭いの原因になります。

本来汗は無臭だけどなぜ臭うの?

理由①
汗に含まれる成分をエサに雑菌が繁殖することがあげられます。
汗と皮膚表面の皮脂やタンパク質エサに雑菌が繁殖するのです。
この雑菌の量が増えるほど臭いを発することになります。
ちなみに、アポクリン汗腺から分泌される汗「主に脇」は雑菌のエサになる物質を多く含んでいるうえ、湿気のこもりやすく場所にあるので雑菌が繁殖しやすい環境にあります。
また、アポクリン汗腺から分泌される汗に含まれる尿素やアンモニアの成分が細菌に分解されると、特有のニオイ物質が発生します。
結果、独特なニオイにつながりやすい原因なのです。
理由②
汗腺の機能低下することが臭いの原因になる
汗腺は、汗を分泌する前に身体に必要な栄養やミネラルを再吸収する機能を持っています。しかし、エアコンなどで身体が冷え、精神的なストレス、運動不足などによって再吸収する機能が低下すると、皮膚の表面に過剰にミネラルなどが排出されます。それが皮膚常在菌によって分解され、いやなニオイの原因となります。
理由③
汗のニオイを悪化させる食べ物の摂取が臭いの原因になる
肉などの動物性タンパク質や、牛乳や乳製品などの動物性脂肪分が多く含まれた食べ物を大量に摂取すると、分解しきれなかったタンパク質が汗腺から分泌され、細菌の繁殖につながります。このほか、ニンニクやニラ、玉ねぎといったアリシンが含まれた食材、香辛料たっぷりの辛い料理、糖分やアルコールの過剰摂取もニオイの原因となります

臭いの原因がわかりましたか?

ココカラ先生


なぜくま

ハイ!先生に教えてもらって汗の臭いが出る原因がよくわかりました

じゃ次は効果的に解消する方法をお伝えしますね

ココカラ先生

臭いを自分で効果的にケアする5つの方法

30秒ですごい簡単にできるから是非実践してみてね

ココカラ先生

1. 汗をかいたらこまめにデオトラントシートや濡れたタオルで拭く


細菌が汗の成分を分解してニオイの原因物質を作り出すまで、1時間かかるといわれています。
汗を市販されてるデオトラントシートや濡れたタオルで拭くことにより体温を下げる効果もありますし、体臭予防になります。
臭いの原因物質を作り出す前にこまめにケアをしましょう

2. 表面だけでなく食事面から気をつけるのも効果的


動物性脂肪を含んでいる食べ物(牛乳・チーズ・ヨーグルト)
アリシンという物質が多い食べ物(ねぎ・にんにく・玉ねぎ)
アルコールは体内で分解された後、アセトアルデヒトという成分になり汗腺を通り臭いを発生させてしまいます。
これらの食べ物は一度にたくさん食べると汗だけでなく口臭からも臭いを発生させてしまうので気をつけましょう!

3. ストレスが溜めないように心がける


ストレスが発生すると脇に多くあるアポクリン腺から多くの汗を出すことになります。
アポクリン腺からの汗は臭いの原因を多くをつくるのでアポクリン腺からの汗を出さないためにもできる限りストレスをためないようにしましょう!

4. 運動不足を解消して普段から汗をかく習慣を身につける


冷暖房で体が冷えると汗腺の機能の低下起こり、臭くなりやすい汗が出る原因となるため、普段から適度に汗をかくようにし、汗腺の機能を鍛えることが重要です。
ウォーキングなど、軽い有酸素運動や半身浴などで風呂につかるなど、普段からよく汗をかく習慣を身につけましょう。

5. 殺菌対策をし過ぎは逆に臭いを強くしてしまう

汗の臭いが気になると、殺菌効果の高い薬用石けんや制汗剤が臭い予防に効果的だと思われる方も多いと思います。
しかし、洗浄力の強い洗浄剤を頻繁に使うと逆に皮脂腺が活発化して皮脂の分泌量が増え、細菌が繁殖しやすくなってしまいます。

また、殺菌効果の高い制汗剤は皮膚常在菌を死滅させ、本来は繁殖できないはずの別の雑菌が増殖しやすい環境を作ってしまう可能性があります。
強い洗浄剤や皮膚を殺菌する薬剤は使用しすぎない事も覚えておいてください。

不快な臭いの原因と自分で簡単に予防できる方法まとめ

いかがでしたか?
汗って実は無臭で様々な原因が積み重なって臭いを発生させてしまっているんです。
この臭いが原因で相手に不快な思いをさせて自分にとって損になることは是非避けたいですよね!
あなたにあった適切なケアをすることにより不快な臭いを抑える事ができるので是非実践してみてください。

また、ワキガの臭いは自分でケアするだけではなかなか改善しないので専門の医師の診察を受ける必要もあると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。